PRプランナー 妹尾浩二の日記

日々の活動記録

継続は力なり

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大企業の子会社など最初からある程度の信用と規模を持ってスタートした企業は別ですが、中小企業にいきなり「ブランド」は持てません。
地道に営業活動を続け、小さな信用を積み重ねてお客様を増やし、限定された地域や業界の中で「知る人ぞ知る」存在になるのが、中小企業のブランド化の本筋です。
そうした地道なブランド化の強い味方になってくれるのが、新聞やテレビなどのマスコミと、Webサイト、SNSなどインターネットを活用した情報発信です。
それまでプレスリリースを出したことのない会社が、新規事業に関連したプレスリリースなどの情報発信を積極的に始めて数ヶ月経つと、新聞やテレビにポツポツと取り上げられるようになります。

「最近よくニュースで見かけるね」「おたくの会社、元気ですね」「いい事業をされていますね」と取引先や友人などから褒められることが増えていきます。新しい取引のオファーが増えて、事業の幅が広がり、従業員の方々のモチベーションが上がります。
最初の1~2年は、ネタのストックがたくさんありますから新しい取り組みも積極的に打ち出すことができ、プレスリリースを発信すればするだけニュースとして取り上げられる機会が増え、社長も社員の方も広報の効果が実感できます。

これを一つの契機として事業をどんどん拡大し、新しいことに挑戦してメディアの常連になる企業がある一方で、数年経つと事業自体がマンネリ化して「ネタ切れ」を起こしてしまう企業も多いんですね。
新規の取り組みが少なくなり、プレスリリースの中身が以前の商品・サービスのリニューアルや定例イベントのお知らせだけになってくる。
自社のWebサイトも情報の更新が滞る。すると、プレスリリースを出しても以前ほど取り上げられない。社長も担当者も次第に広報PRへの熱が冷めてきて、いつの間にか情報発信の頻度が減り、話題にのぼらなくなり、事業も頭打ちに・・・。そんなスランプ状態に陥るケースを実際によく見てきました。

個人で言えば、日記でもランニングでも、最初のうちはやる気があふれているからずっと続ける気でいますが、そのうちに3日おきになり、一週間おきになり、やがて途中やめになってしまう人がなんと多いことか。

プレスリリースの発信でも5年、10年と続けていくのは簡単ではありません。プレスリリースを発信してもメディアの取材が一件も来ないことが何回か続くと、心が折れて、新しいネタを発掘したりひねり出したりする情熱が薄らいでしまうものです。
でも、あなたのリリースは必ずメディアの記者の目には届いています。
たまたま記者のタイミングが合わなかったり、掲載する紙面が空いていなかったり、時期尚早だったりして、ニュース価値はあっても取材対象にならなかったのかも知れません。「あとひとひねり足りなかった」「用語が記者に理解されにくかった」だけなのかも知れません。
決してあきらめずに、社内からネタを発掘し続け、ネタの切り口を探し続け、記者のココロに届くリリースの書き方・出し方を追究し続け、そして適切なメディアに正しくアプローチし続けてください。

プレスリリースを書いて記者にアプローチし、記事やニュースとして取り上げていただくことに、お金はほとんどかかりません。その努力が実って、タイムリーにメディアで紹介されたら、その信用力や伝播力は、高い費用を出した広告をはるかに上回る効果があることも多いのです。

自社の事業の社会性や将来性を信じて、自信を持って前向きな情報を発信し続けてください。
壮大な夢を追ったり、困難なことをやり遂げたりするには、決して途中であきらめないこと。投げ出さないこと、そして挑戦し続けることが何より肝心。「継続は力なり」です。

企業広報・パブリシティ戦略のご相談は 【有限会社プリズム】へ
TEL:087-863-7090

Written by 妹尾浩二

10月 3rd, 2018 at 11:03 pm