PRプランナー 妹尾浩二の日記

日々の活動記録

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地図に残る仕事

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アニメ映画の「君の名は」が

興行収入150億円を超える大ヒットになっていますindex

ジブリをしのぐ人気のわけは、奇想天外なストーリーと

新海誠監督の手がける風景描写の精緻さと美しさ・・・

などと書かれています。

流行りものは「とりあえず試してみる派」ですが、

「君の名は」はまだ見に行けていません。

上映期間中にはぜひいちど見たいものです。

そこで、YouTubeで動画を検索したら、

見覚えのあるCMがありました。

大成建設の「地図に残る仕事」シリーズのリクルート広告。maxresdefault

https://www.youtube.com/watch?v=hNqF_qywAl8

コピーも秀逸でしたが、

新海監督のアニメが加わることで新しい世界観が感じられます。

大成建設に応募する学生が増えたのではないでしょうか。

ウィキペディアで調べてみると、新海監督のお父さんは

長野で建設会社の社長をされているそうです。

それで大成建設と関係しているわけですね。

「マルコメみそ」、「信濃毎日新聞」は地元長野県つながり。

高松にもこんな天才クリエーターがいたら

地域再生に一役買ってほしい。

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11月 2nd, 2016 at 12:22 pm

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高松経済新聞

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「高松経済新聞」という新聞があります。「日本経済新聞」ではありません。

高松とその周辺地域のニュースやイベント、スポット情報などをWEB上に掲載して発信する、

新しい形のローカルニュースメディアです。

東京の渋谷を中心とした地域の経済関連記事を発信する「シブヤ経済新聞」がスタートで、

これを起点に「みんなの経済新聞ネットワーク」が全国だけでなく、すでに海外にも広がっているんですね。

近県では松山、高知、徳島、岡山、倉敷などでそれぞれの「○○経済新聞」が発行されています。

高松はその点、数年遅れていましたが、今年の3月にようやく発行されました。

「みんなの経済新聞ネットワーク」が素晴らしいのは、各媒体がインターネットでつながっていて、

ひとつのプラットホーム上ですべての記事が読めるということ。

さらに、記事はもれなくYahooニュースと連動していて、

上手くいけばYahooニュースのトップページに掲載される可能性もあるということ。

私自身、このメディアの有用性は非常に高いと感じています。

ぜひ日常的にお付き合いしたいと思って、編集部に電話をして訪ねていったところ、

なんと編集長が私の古巣の会社の取引先のご担当者で、旧知の中だったのです。

かれこれ20年ぶりということで懐かしさがこみ上げてきました。

高松経済新聞、まだまだ活動は小規模ですが、これからどんどん活用していきたいメディアです。

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5月 26th, 2016 at 2:48 pm

幕末のラブロマンスにスポットを!

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DSC_1021地元高松にあって、これまであまり知られて来なかった

幕末のラブロマンスに光を当てて、

地域活性化の起爆剤にしようとする試みが始まりました。

江戸・徳川時代の高松藩最後の藩主である松平頼聰(まつだいら・よりとし)公と、

江戸幕府大老で彦根藩主の井伊直弼の次女、弥千代姫(やちよひめ)の物語。

二人は幕末から明治の激動の時代に翻弄され、結婚、離縁、復縁という波乱万丈の

時を過ごし、復縁後は明治、大正を仲睦まじく添い遂げて人生を終えたのです。

お家の事情で夫婦の仲を引き裂かれても、

一途に愛して決して他の人と再婚しなかった二人。

この知られざる愛の物語をいま一度見つめ直し、来年に迎える高松市と彦根市の

姉妹城都市縁組50周年にあたっての観光PRのテーマにしていこうというのが

このプロジェクトの趣旨です。


今日は、プロジェクトが製作した「伝説愛の物語」の大絵巻を高松市に寄贈する

記者発表会が高松市の玉藻公園披雲閣で開かれました。

私も広報面でこのプロジェクトを応援していくことになりましたので、

これからいろんなメディアを通じて情報発信していく予定です。

乞うご期待!!


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7月 4th, 2015 at 5:15 pm

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銀行にて PR戦略相談会

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昨日、当社の取引銀行の主催で「PR戦略相談会」という催しを実施していただきました。

1社1時間で5社限定ということだったのですが、事前お申し込みが多く、

急きょ時間を前後に1時間ずつ延ばして7社の方からのご相談をお受けしました。

一日中しゃべりっぱなしで疲れました~。

会社の売上規模としては数千万円の小売店から数十億円規模のメーカーまで。

お話しを聞くと、良い商品、良いサービスはありながら、従来の営業スタイルではなかなか成果が出ず、

市場の縮小などによって利益の減少に悩んでいる経営者の方が多かったです。

共通する課題はやはり、情報発信力が絶対的に弱いということ。

良いもの、良いサービスをつくることは必要条件ではありますが、十分条件ではありません。

特に、新規の顧客を獲得しようとすれば、その商品やサービスをいかに「良さそう」に見せるかが

カギになります。

人は「良いもの」だから買うのではなくて、人の口コミやネットの書き込みや、売り場での見た目で、

「良さそうなもの」を選んで買うのです。

「本当に良いもの」の追求も大事ですが、「良さそうな」「良さそうに見える」ものとしての演出が

必要なんですよ、そのためにはマスメディアで取り上げられ褒められることや、SNSなどネット上で

良い評判を広めることなど、戦略的に情報を発信し、「良さそう」というイメージを作り上げていく

ことが欠かせません、ということを来られた相談者の皆様にお伝えしました。

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6月 13th, 2015 at 5:12 pm

大好きな「山の映画」が目白押し。

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休みには必ず映画を見る、というほどの映画好きじゃないですが、好きな映画はあります。

「山を舞台にした映画」が好き。SFとかミステリーとかラブコメディとかいうジャンル分けではなくて、画面いっぱいに山の景色が出てくる映画が好きなのです。宇宙でも海でも都会でもなく、舞台が山であり、リアルな登山シーンが出てくる映画。「セブンイヤーズ・イン・チベット」「クライマーズ・ハイ」「アイガー北壁」「八甲田山」「植村直巳物語」・・・洋画でも邦画でも、なんでもいいのです。

私自身の登山経験はと言うと、50歳前後に4度、富士山に登ったほかは、近場の手頃な山への日帰りハイキング程度しかありません。またそれ以上の本格的な登山にも尻ごみしている状態で、登山が趣味というのがおこがましいほどです。

なのに、なぜ、山の映画が好きなのか?それはやはり、数千メートル級の山の景色は神秘的で荘厳であり、何物にも替えがたい魅力を持つからでしょう。あの場に立って、この目で景色を見たいと思う。でも、そこに行く力も機会もない。とりあえず、映画の大画面の中だけでも、雄大な景色に抱かれた気分になりたいと思うわけです。

そんな「山映画好き」の私にとって、嬉しいことにここ最近、山を舞台にした話題の大作映画が次々と公開されています。

第一弾は「K2 初登頂の真実」。世界第二の高峰「K2」に今から60年前に初めて登頂したイタリアの登山隊を描いた映画です。予告編を見ると、満足な装備もない中で、国の威信をかけて挑んだイタリア隊のすさまじさがリアルに描かれているとのこと。今度の日曜日には絶対に見に行こう。

第二弾は、邦画の「春を背負って」。これは立山連邦の山荘が舞台。東京で暮らすサラリーマンの主人公が亡き父の後を継いで山荘に入り、そこを訪れる登山者たちの人生に触れて自分も変わっていくというストーリー。洋画ほどの迫力はないかもしれないですが、「八甲田山」「剣岳 点の記」の木村監督の作品ということも楽しみです。

第三弾は、エベレストの初登頂を描いた「ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂」。これも予告編を見る限りでは大迫力のシーンの連続みたい。こんな過酷な極限地帯にイモトアヤコは挑もうとしていたのか・・・。

どれも早く見たい作品ばかり。この3本を見たら、この夏はまた山に行きたくなってしまうに違いありません。

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6月 3rd, 2014 at 10:38 pm

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初フルマラソンに挑戦してきました。

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4月20日、とくしまマラソンに初挑戦してきました。

マラソンを始めるきっかけといえば、50歳を前にして、自分の後半生の中で実現できるプログラムを考えたとき、「富士山登頂」「四国八十八箇所歩き遍路結願」と並んで、「フルマラソン完走」がひとつの目標として浮かんだからです。今ならまだ、頑張れば間に合うような気がしたから。

もちろん練習せずにぶっつけ本番で走り切れるほど、若くもありません。無理をして体を壊しては仕事にも差し支えるし。2年前から少しずつ走り出して、ハーフマラソンも2回経験して、自分なりに周到な準備をして臨んだとくしまマラソン。でも、42.195キロ先のゴールは想像以上に遠かったです。

とくしまマラソンは出場者が1万人を超え、全国のマラソンランナーの間でも人気が高い大会と言われています。アップダウンの少ない平坦なコース、吉野川の雄大な流れを眺めながら走れること、何より、地元の方の応援とエイド(給水所、救護所、食事、トイレなど)の充実は全国随一だそうです。実際走ってみて、スタートからゴールまでずっと沿道から応援してもらえるし、水も栄養補給も全く心配ない行き届いたホスピタリティには驚きました。景色も素晴らしく、応援の人たちとハイタッチしながら、終始楽しんで走ることができました。

初めてのフルマラソン、自分自身の目標は「5時間以内で走る」ことでした。前半は結構余裕のペース配分で「あわよくば4時間半も切れるんじゃなかろうか」と思うくらい快調でした。しかし、25キロ付近で足のマメが痛み始め、30キロからは歩きも入って徐々にペースダウン。そこからの道のりが長いこと。10キロあまりがこれほど遠いと感じたことは一度もありません。最終的には4時間43分14秒。目標の5時間切りはなんとかクリアしましたが、最後はほとんど泣きそうなくらいの辛いゴールでした。

ランナーズ「全国マラソンランキング記録集」によると、男性のフルマラソン平均タイムは4時間38分25秒だそうで、私のタイムはほぼ平均に近いレベルだったことがわかります。運動が決して得意なほうじゃなかった私が50代にして初のフルマラソンでこのタイムは、結構褒められてもいいんじゃなかろうか、と自画自賛。

マラソンを一回完走したからといって何がどう変わるわけでもないかも知れません。でも、これまでの「フルマラソンを経験していない自分」とは違う自分がここにいることだけは確かなんですね。

勝ちも負けもない。形容しがたい自己満足だけがそこにある。マラソンって、つくづく不思議なスポーツだと思います。

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4月 21st, 2014 at 10:52 pm

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アウトドアライフの街 吉野川市

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今、徳島県の吉野川市を「アウトドアライフの街」」として売り出す取り組みが始まっています。吉野川市商工会が行っているもので、私は昨年からアドバイザーとして事業化のお手伝いをしています。

吉野川市は阿讃山脈や四国山脈の山々に囲まれ、四国三郎と言われる大河、吉野川に育まれた街。大いなる自然と、文化的な街の環境が隣り合わせにある、稀有なロケーションでもあります。

吉野川市商工会では、この身近な自然資産を産業に生かせないかと昨年から検討を重ねてきました。その中で考えられているのが、親と子供が一緒になって野外で遊び、学べる「親子の外アソビ楽校」を事業化する計画です。

吉野川中流域でのカヌー、標高1200mあまりの高越山(こうつさん)でのトレッキング、ホタルが生息する川田川での川遊びやキャンプ体験などなど、比較的難度が低く、親子で簡単に取り組めるアウトドア・プログラムが数多く組めるのです。これらのアクティビティを組み合わせてサービス化し、受け入れ態勢を整えることで、徳島県内や四国各県、関西地方などから、「子供にアウトドア体験をさせたいけれど家族だけでは難しい」と思っているファミリー層を誘致してこようとしています。まだまだ取り組みは始まったばかりで手探りの状態ではありますが、この地域の自然が持つ「手軽さ」を前面に出していけば、地域活性化ビジネスにつなげていくこともできそうな気がしています。

吉野川市商工会では11月17日に、同市美郷の「ほたる館」で、ノコギリやナイフを使って竹のおもちゃを作ったり、自分で火を起こして飯盒炊さんするなど、ちょっとだけワイルドな体験ができるモニターツアーを開催します。全国どの地域からでも参加できます。定員は40名。詳しくは、吉野川市商工会のホームページをご覧ください。DSC_1753

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10月 10th, 2013 at 3:14 pm

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東京五輪決定

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2020年の東京五輪開催が決定しましたね。120

早朝に中継があることを忘れていたので、起きたのは6時。決定の瞬間は見逃してしいましたが、なにはともあれ、嬉しいニュースでした。

バブル崩壊以後長らく低迷してきた日本の経済がここにきて上向く兆しが見えていましたが、7年後のオリンピックという一つの目標ができたことで、さらに国民のモチベーションが上がることが期待できますね。

「確信があるわけではないけれど、なんとなく良いことが起きそうな気がする」この、「気」が全国に蔓延して、「景気」がよくなり、社会の明るさにつながっていくでしょう。

一方で、中国や韓国との国際関係、福島の放射能汚染問題などは、オリンピックが決まったからと言って何も解決しません。いろんな不安要素を集めてネガティブな将来展望を主張する人も多いですが、「大丈夫、心配するな、なんとかなる」という「根拠のない自信」も今の私たちには必要なのではないでしょうか。

これから、オリンピックにあやかって各企業や団体でいろんなPR戦略が展開されそうで、こちらも楽しみです。

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9月 8th, 2013 at 11:08 am

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放送作家とPR

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「AKB48」、「海賊と呼ばれた男」、「くまモン」。これらの共通点は何でしょう?

「各分野で今一番人気がある」

惜しい!

それぞれの「生みの親」は秋元康さん、百田尚樹さん、小山薫堂さんです。つまり正解は、「生みの親がみんな、放送作家だった」ということ。

秋元康さんは「オールナイトフジ」「夕やけニャンニャン」の放送作家からタレントプロデュースや作詞家へ、百田さんは「探偵ナイトスクープ」から作家へ、小山さんは「料理の鉄人」から地域おこしの仕掛け人へと、大ヒットの情報バラエティ番組の企画・構成をしてこられた方々が、ほかの分野に進出して才能を発揮されているわけですね。

なぜ、放送作家の方々がこうやって各界で話題を集め活躍されるのか。それは、放送作家の方々が、「何をどうやればメディアを通じて社会からウケるか」を知り尽くしているからだと思います。

私も含めて、世の中には「企画」を職業にしている人はたくさんいますが、放送作家ほど毎日シビアにウケを狙ってアイデアを出し続けている人たちはいないんではないでしょうか?放送作家は番組の企画会議で、一つのキーワードに対して10個くらいのアイデアはポンポンと出てこないといけないとか、1日にギャグを100個考えるのが業界の掟だとか言われています。

こうして若いうちから企画脳を鍛え上げられ、庶民の感情のツボを知り尽くした人たち、もちろん、作家なのでアイデアを企画書や文章にすることもお手のもの。メディアにコネも強いから、メディアへの露出の仕方もわかっている。当人そのものが強力なメディアとなってさらに話題を広げていくことができる。

そんな人たちが、企業や自治体のPRに力を貸してくれると、当事者には思いもよらぬところに火がついてワッと燃え広がる(決して炎上ではない)可能性が高まるに違いありません。

身近に、有能でフットワークの軽い放送作家さんがいたらツバ付けておいたほうがいいですよ。

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6月 4th, 2013 at 9:49 am

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ゆっくり歩くと見えてくる。

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「きゃりーぱみゅぱみゅ」って、50過ぎのおっさんからすると、正体不明の生き物ですね。女の子というよりむしろ「ゆるキャラ」に近い感覚で見ております。

しかし、「きゃりーぱみゅぱみゅ」って言いづらいな。そう思っていたら、これを噛まずに言う方法を教えてもらいました。

ドラえもんがポケットから「どこでもドア」を取り出すときの「どーこでもドアー」というリズムでゆっくり言えばちゃんと言えるのだそうです。ほんとだ、言えた。
そりゃ、どんな早口言葉だってゆっくり言えばちゃんと言えますよね。

ところで先日、四国八十八か所遍路の続きを歩いてきました。
一年のブランクを経ての再開です。足掛け5年目、尺取虫形式の区切り打ちはゴールの予定がまったく立ちません。

今回は宇和島駅から41番札所龍光寺、42番札所仏木寺を経て西予市の43番明石寺まで約25㎞の道のり。

マラソンからすると歩きの25㎞は何てことない距離なのですが、途中、海抜500mの険しい峠を越える山道もあり、思いのほかハードなルートでした。
今更ながらこの長い道程をずっと歩き通すお遍路さんたちの体力だけではない大きな力を感じずにはいられません。

一年ぶりに四国の遍路道を歩いてわかったこと、それは、急いで歩くと見えないものが無数にあること。ゆっくり歩くほど、五感のすべてに働きかけてくるものがたくさんあるということ。

たとえば、車の通れない山の中の峠を越える遍路道には、車や飛行機の人工的な音はもちろん、鳥の声や虫の鳴き声、水の流れる音さえ全くしない、静寂の世界があります。

田んぼの中の農家の脇を歩いていると、そこのおばちゃんが呼び止めてみかんとお茶をお接待してくださいます。

愛媛県では小さい子供だけでなく、中・高校生もお遍路さんを見ると「こんにちは!」って元気にあいさつしてくれます。

季節の草花、野鳥の群れ、空の雲・・・(それらの名前が全部わかれば素敵なのですが)とにかく一歩一歩進むごとにいろんな新しい体験ができるんですね。

歩きだからこそ聞こえる音、感じられる風、見える風景、出会える人があって、車やバスで効率よく回るお遍路旅では絶対に見えないものが、そこにはあります。

四国遍路の本当の意味というのは、お寺に参拝し納経帳にスタンプを押してもらうことだけではなく、札所と札所を結ぶ何十㎞、何百㎞という遍路道の道端にこそあるものだとあらためて感じます。

私たちは日々のビジネスの中で効率を重視しスピード勝負で物事を処理することばかり躍起になりがちです。
そうしなくては勝ち残れない厳しい現実もあるでしょうが、急ぎ過ぎてかえってできないこと、スピードのせいで見失ってしまうものも多いのです。

マラソンでも、自分のペースを上回って飛ばしすぎると必ずどこかで足が止まってしまい、良い結果が残せません。
人生はマラソンよりはるかに長くて障害の多いレースです。
「24時間、365日全力疾走」を自慢している経営者の方もおられますが、急ぎすぎて見失っているものはありませんか?

確かに、新ビジネスのスタートアップやここ一発の大勝負など、フルスロットルで走る時期も必要ですが、そんな中でも一日に一時間、一週間に一日くらいは無理やりにでも自分をフリーにして、ゆっくり歩きながら周りをじっくりと見渡すと、もっと大事なものが見えてくるに違いありません。

余談になりますが、富士山の世界文化遺産への登録がニュースになっていましたが、四国では八十八か所の遍路道を世界文化遺産にしようという運動が続いています。

四国という島をぐるりと一周、八十八のお寺を歩いて巡拝するという独特の風習は世界にも珍しいものといわれています。私も「お遍路さん」の一人としてぜひ世界遺産登録を実現させてほしいと思っています。

世界遺産登録を可能にするためには、もっと四国遍路の人口を増やすことも必要。もし興味がある方がおられたら、
一緒に歩きますので声をかけてください。

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5月 9th, 2013 at 11:09 pm

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