PRプランナー 妹尾浩二の日記

日々の活動記録

神戸製鋼事件と池井戸潤作品

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神戸製鋼が製品の検査データを改ざんしていたことが報道されています。業界最大手の製品は自動車から新幹線、飛行機、最新鋭のロケットにまで使われ、もし部品が損傷すれば重大な事故につながる可能性もあります。想像するだけで恐ろしい。

製品の強度基準の改ざんと偽装、そして隠ぺいの状況は、池井戸潤さんの小説「七つの会議」の中身とそっくりです。「七つの会議」は、中堅電機メーカーでコストカットのためにネジの強度不足を知りながら製品を出荷していたことが発覚し、それを公表してリコールするかどうかについて個人と会社と社会の正義がぶつかり合う、というストーリー。

どこの会社でも、激しい競争にさらされ、利益や売上達成のために必死で取り組む中で、ついルールを逸脱してしまったり、不正を見て見ぬふりをしてしまったりすることがあるのでしょう。しかしいったん明るみに出れば、会社はそれを黙認しても社会は許してくれません。

神戸製鋼のトップが会見で「会社の信頼は地に落ちた」と言われていましたがまさにその通り。信頼を築くには何年も何十年もかかりますが、信頼を損なうのは一瞬です。神戸製鋼に友人もいますし、ラグビーでも応援しています。ぜひこれから時間をかけて、信頼とブランドを取り戻してください。

余談ですが、ちょうど今日、10月15日から池井戸潤さん原作のTBS日曜ドラマ「陸王」がスタートします。あの小説の場面がどんな描かれ方をするのか楽しみです。中小企業が舞台の池井戸ドラマは経営者必見ですね。

Written by 妹尾浩二

10月 15th, 2017 at 9:56 am

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