PRプランナー 妹尾浩二の日記

日々の活動記録

Archive for 7月, 2016

マツコのCMはいかがなものか

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MATSUKOsann2016年上半期のテレビCM契約数のランキングが発表され、マツコ・デラックスさんが「CM女王」になったという発表がありました。なんで女性部門やねん、というツッコミは置いといて。私はマツコさんの番組が大好きで、「怒り新党」や「月曜から夜更かし」などは結構な割合で見てます。

オカマ×巨体×毒舌という際立ったキャラと親しみやすさ、フリートークの巧さで、視聴率が稼げるタレントナンバーワンと言われ、レギュラー番組は週8本。「マツコが番組内で絶賛した商品は翌日スーパーの棚から消える」と言われるほど影響力が大きい。

嫌いなものはキライと言い、女子アナなどに毒も吐くけれど、一般人目線では正論のことが多いし、頭がいいからコメントの後のフォローも上手なので、誰からもあまり嫌われないという、テレビ界での唯一無二のポジションを確立しているんですね。

それほど視聴者に愛されるマツコさんですから、CMに起用したいと思うスポンサーや広告代理店が多いのも当然ではあります。

でも私自身、今流れている数々のCMを見て、マツコさんの起用が成功しているものって案外少ないんじゃないかと思ってしまいます。トーク番組で感じられるあの魅力がCMではほとんど伝わって来ない気がするんですよね。どう思われます?

トーク番組でのマツコさんの言葉は、飾らない生の声だからこそ共感を呼ぶし、アドリブならではの真実味が感じられます。ところがCMは違います。スポンサー企業の意向に沿って、コピーライターが用意したセリフを読む。これは「マツコさんの言葉」ではないんですね。

トヨタの「PASSO」の「アラ、案外広いわね」とか、花王の「レノア至上最強だぞ」とか。絶対にマツコさんが吐きそうにない言葉を無理やりに言わせているので、わざとらしいし心にも響かない。逆にCMの制作者に対して怒りがこみあげてくるほどつまんない。

同じことはダウンタウンの松本人志さんにも言えます。松本さんの場合も、フリートークでの毒気満点のボケや辛口の批評が魅力なのに、郵便局員の役で「バカがつくほどまじめです」とやってみたり、「バイトするならタウンワーク」などと連呼しても、彼の持つオーラが全く伝わってきません。

毒舌で人気の人がスポンサーの商品を持ちあげたって、みんなそれは金のために言わされた言葉と知ってます。大掛かりなセットの中で小芝居をさせて、タレントの魅力を消してしまうより、フリートークが魅力である人には自由にしゃべってもらって、その中のコメントを切り取ってCMに使うという演出ができないものでしょうか?マツコさんのアドリブによるコメント力を生かすようなCMが出てきてほしいなあ。

ごめんなさい、それでご本人にギャラが入って、世の中の視聴者の皆さんが満足していれば何も問題はないのですが。

こうしてCMを見るたびにストレスがたまっていく原因は、何もマツコさんの件だけではありません。スマホゲームとサラ金のCMは露出量を総量規制してほしい。いくらスポンサーが大事だからといっても、世の中を良くする要素がないモノの宣伝を毎日大量に流したら、この国の将来のためにならないと思わないのかな、広告業界は。MATSUKO

Written by COZYSENOO

7月 8th, 2016 at 6:37 pm

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彦根高松 婚活列車イベントが終了

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今日は、私が携わってきたイベントについてご報告させてください。

この7月3日、JR彦根駅から高松駅の間を、「婚活列車」が走りました。

高松城のある高松市と彦根城の彦根市が「姉妹城都市」提携を結んで今年で50周年を迎えるのを記念して、

両市の経済・観光業界の団体代表者や、当社を含めた中小企業者の有志からなる実行委員会が企画したもの。

約1年の準備期間を経て先週末、やっと本番を終えることができました。

コトの発端は、イベントプロデューサーであるU氏が玉藻公園の方から偶然聞かされた話に感動し、

「こんな感動的な話があるのに地元ではほとんど知られていない。この美談をぜひ全国の人に知らせたい」と

各方面に声をかけたもの。

そのストーリーとは、江戸時代末期、彦根藩の井伊直弼の次女、弥千代(やちよ)姫は、

高松藩最後の藩主・松平賴聰(まつだいらよりとし)公に嫁いだものの、

桜田門外の変を発端とする政変のあおりで離縁させられた。それでもお互いを思い続け独身を貫き、

明治維新後に再び復縁して生涯を添い遂げた、というお話し。

この二人の「伝説愛」にあやかって、香川県の男性と全国の女性のマッチングイベントを、

JR西日本の豪華列車「サロンカーなにわ」を借り切って行ったのです。

私は実行委員会事務局の広報担当として関わり、

イベントの企画発表記者会見、開催当日のメディア誘致などを行ってきました。

PR効果としては、企画自体の斬新さと社会性、時代性も兼ね備えているので、

ある程度のメディアの反響は予測していました。

結果は予測を大きく上回り、イベント開催の前と後にわたって、NHKをはじめ地元テレビでの放送と、

両市の地元紙は当然のこと、共同通信社からの配信により日本経済新聞(全国版)、北海道から九州まで

全国各県の地方紙など数多くのメディアに掲載していただきました。

YahooニュースやGooニュースといったWebニュースサイトにも多数転載され、Twitterや個人のブログなどにも波及。

全国に幅広く情報を届けることができました。

今後全国で、婚活イベントの企画が持ち上がるたび、この取り組みがリマインドされるでしょう。

大げさに言えば「歴史に残る婚活イベント」として刻まれたのではないでしょうか。

高松・彦根両市の観光プロモーション事業としても一定の役割が果たせたものと思います。

肝心の、婚活イベントの結果はというと、男性31・女性32人のうち13組のカップルが誕生。

カップル成立率は約40%。街コンが2~3%、結婚紹介業者が開催するお見合いパーティが20~30%、

商工会議所が開催する婚活イベントが16.5%と言われているので、この数字は大成功と言ってもいいでしょう。

あとは、成立したカップルが今後交際を経て、結婚に至ることがあれば、

高松・彦根の両市をあげて盛大にお祝いすることができるでしょう。

GOOD NEWSを期待したいと思います。

http://this.kiji.is/122281295077754358

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Written by COZYSENOO

7月 6th, 2016 at 6:08 pm

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