PRプランナー 妹尾浩二の日記

日々の活動記録

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東京五輪決定

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2020年の東京五輪開催が決定しましたね。120

早朝に中継があることを忘れていたので、起きたのは6時。決定の瞬間は見逃してしいましたが、なにはともあれ、嬉しいニュースでした。

バブル崩壊以後長らく低迷してきた日本の経済がここにきて上向く兆しが見えていましたが、7年後のオリンピックという一つの目標ができたことで、さらに国民のモチベーションが上がることが期待できますね。

「確信があるわけではないけれど、なんとなく良いことが起きそうな気がする」この、「気」が全国に蔓延して、「景気」がよくなり、社会の明るさにつながっていくでしょう。

一方で、中国や韓国との国際関係、福島の放射能汚染問題などは、オリンピックが決まったからと言って何も解決しません。いろんな不安要素を集めてネガティブな将来展望を主張する人も多いですが、「大丈夫、心配するな、なんとかなる」という「根拠のない自信」も今の私たちには必要なのではないでしょうか。

これから、オリンピックにあやかって各企業や団体でいろんなPR戦略が展開されそうで、こちらも楽しみです。

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9月 8th, 2013 at 11:08 am

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放送作家とPR

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「AKB48」、「海賊と呼ばれた男」、「くまモン」。これらの共通点は何でしょう?

「各分野で今一番人気がある」

惜しい!

それぞれの「生みの親」は秋元康さん、百田尚樹さん、小山薫堂さんです。つまり正解は、「生みの親がみんな、放送作家だった」ということ。

秋元康さんは「オールナイトフジ」「夕やけニャンニャン」の放送作家からタレントプロデュースや作詞家へ、百田さんは「探偵ナイトスクープ」から作家へ、小山さんは「料理の鉄人」から地域おこしの仕掛け人へと、大ヒットの情報バラエティ番組の企画・構成をしてこられた方々が、ほかの分野に進出して才能を発揮されているわけですね。

なぜ、放送作家の方々がこうやって各界で話題を集め活躍されるのか。それは、放送作家の方々が、「何をどうやればメディアを通じて社会からウケるか」を知り尽くしているからだと思います。

私も含めて、世の中には「企画」を職業にしている人はたくさんいますが、放送作家ほど毎日シビアにウケを狙ってアイデアを出し続けている人たちはいないんではないでしょうか?放送作家は番組の企画会議で、一つのキーワードに対して10個くらいのアイデアはポンポンと出てこないといけないとか、1日にギャグを100個考えるのが業界の掟だとか言われています。

こうして若いうちから企画脳を鍛え上げられ、庶民の感情のツボを知り尽くした人たち、もちろん、作家なのでアイデアを企画書や文章にすることもお手のもの。メディアにコネも強いから、メディアへの露出の仕方もわかっている。当人そのものが強力なメディアとなってさらに話題を広げていくことができる。

そんな人たちが、企業や自治体のPRに力を貸してくれると、当事者には思いもよらぬところに火がついてワッと燃え広がる(決して炎上ではない)可能性が高まるに違いありません。

身近に、有能でフットワークの軽い放送作家さんがいたらツバ付けておいたほうがいいですよ。

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6月 4th, 2013 at 9:49 am

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ゆっくり歩くと見えてくる。

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「きゃりーぱみゅぱみゅ」って、50過ぎのおっさんからすると、正体不明の生き物ですね。女の子というよりむしろ「ゆるキャラ」に近い感覚で見ております。

しかし、「きゃりーぱみゅぱみゅ」って言いづらいな。そう思っていたら、これを噛まずに言う方法を教えてもらいました。

ドラえもんがポケットから「どこでもドア」を取り出すときの「どーこでもドアー」というリズムでゆっくり言えばちゃんと言えるのだそうです。ほんとだ、言えた。
そりゃ、どんな早口言葉だってゆっくり言えばちゃんと言えますよね。

ところで先日、四国八十八か所遍路の続きを歩いてきました。
一年のブランクを経ての再開です。足掛け5年目、尺取虫形式の区切り打ちはゴールの予定がまったく立ちません。

今回は宇和島駅から41番札所龍光寺、42番札所仏木寺を経て西予市の43番明石寺まで約25㎞の道のり。

マラソンからすると歩きの25㎞は何てことない距離なのですが、途中、海抜500mの険しい峠を越える山道もあり、思いのほかハードなルートでした。
今更ながらこの長い道程をずっと歩き通すお遍路さんたちの体力だけではない大きな力を感じずにはいられません。

一年ぶりに四国の遍路道を歩いてわかったこと、それは、急いで歩くと見えないものが無数にあること。ゆっくり歩くほど、五感のすべてに働きかけてくるものがたくさんあるということ。

たとえば、車の通れない山の中の峠を越える遍路道には、車や飛行機の人工的な音はもちろん、鳥の声や虫の鳴き声、水の流れる音さえ全くしない、静寂の世界があります。

田んぼの中の農家の脇を歩いていると、そこのおばちゃんが呼び止めてみかんとお茶をお接待してくださいます。

愛媛県では小さい子供だけでなく、中・高校生もお遍路さんを見ると「こんにちは!」って元気にあいさつしてくれます。

季節の草花、野鳥の群れ、空の雲・・・(それらの名前が全部わかれば素敵なのですが)とにかく一歩一歩進むごとにいろんな新しい体験ができるんですね。

歩きだからこそ聞こえる音、感じられる風、見える風景、出会える人があって、車やバスで効率よく回るお遍路旅では絶対に見えないものが、そこにはあります。

四国遍路の本当の意味というのは、お寺に参拝し納経帳にスタンプを押してもらうことだけではなく、札所と札所を結ぶ何十㎞、何百㎞という遍路道の道端にこそあるものだとあらためて感じます。

私たちは日々のビジネスの中で効率を重視しスピード勝負で物事を処理することばかり躍起になりがちです。
そうしなくては勝ち残れない厳しい現実もあるでしょうが、急ぎ過ぎてかえってできないこと、スピードのせいで見失ってしまうものも多いのです。

マラソンでも、自分のペースを上回って飛ばしすぎると必ずどこかで足が止まってしまい、良い結果が残せません。
人生はマラソンよりはるかに長くて障害の多いレースです。
「24時間、365日全力疾走」を自慢している経営者の方もおられますが、急ぎすぎて見失っているものはありませんか?

確かに、新ビジネスのスタートアップやここ一発の大勝負など、フルスロットルで走る時期も必要ですが、そんな中でも一日に一時間、一週間に一日くらいは無理やりにでも自分をフリーにして、ゆっくり歩きながら周りをじっくりと見渡すと、もっと大事なものが見えてくるに違いありません。

余談になりますが、富士山の世界文化遺産への登録がニュースになっていましたが、四国では八十八か所の遍路道を世界文化遺産にしようという運動が続いています。

四国という島をぐるりと一周、八十八のお寺を歩いて巡拝するという独特の風習は世界にも珍しいものといわれています。私も「お遍路さん」の一人としてぜひ世界遺産登録を実現させてほしいと思っています。

世界遺産登録を可能にするためには、もっと四国遍路の人口を増やすことも必要。もし興味がある方がおられたら、
一緒に歩きますので声をかけてください。

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5月 9th, 2013 at 11:09 pm

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NPO四国ステップアップ・コンサルティンググループ講演会

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P1050991私の所属するNPO法人、四国ステップアップ・コンサルティンググループの講演会の講師をつとめました。

今日のお話は、「中小企業のためのマスコミ広報・PR術」。中小企業経営者であって、広報活動にまだあまり取り組まれていない方が参加者の大半でしたので、広報PRの基本から、ニュースネタの作り方、プレスリリースの発信方法、情報連鎖のつくりかたなど、概略をご説明するだけで終ってしまいました。

本来であれば本格的にPRに取り組むためのスタートアップセミナーを2,3日かけてじっくりとやりたいのですが、参加者の方にその時間の余裕がないようで実現していません。

今日、特に強調したのは、新商品・サービスの発売時期にだけマスコミにアプローチする「ときたま広報」から脱却して、会社の経営ビジョンを踏まえてPR戦略を立て、それに基づいてニュースになる商品を開発し、ネタがなければネタを企画し、継続的にメディアに向けて情報発信して欲しいということでした。

聴講していただいた方は約30名。ご参加ありがとうございました。

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11月 25th, 2012 at 9:00 pm

あまりにもマニアックな豆腐

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11月に入って、一気に寒さがやってきました。つい2週間ほど前まで「暑い」と言っていたのがウソのようですね。

寒くなってくると我が家の「鍋もの指数」もぐぐっとアップ。そんな中、今ちょっと気になっている商品があります。それが、「鍋用!ズゴックとうふ」。

ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ「ズゴック」の頭部をモチーフとしたもので、水面から連邦軍の様子を伺うズゴックを再現・・・。なんて言われても、普通の人はなんのことかサッパリわからない。

これは、アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する敵方のモビルスーツ(ロボット)の形をした容器に入ったお豆腐のことです。群馬県の豆腐メーカー、相模屋食料が10月に発売して、話題になっています。今年3月に発売した第一弾の「ザク豆腐」はすでに150万丁も売れたとのこと。全国のガンダムファンの間では圧倒的な人気になって、30代から40代のお父さんたちがスーパーでまとめて買っていく様子を、先日テレビのニュースで見かけて目を奪われたのです。

まあ、私自身はガンダムには興味を持ったこともないですし、この商品が欲しいとも思わないのですが、そのコンセプトとPR戦略には驚愕し脱帽しました。

元はといえば、相模屋食料の社長が子供の頃からガンダムの大ファンだったというのですが、この社長の熱烈ファンぶりは尋常じゃありませんね。普通なら、商品開発の段階で「ガンダム豆腐」になるでしょ。これであれば女性や子供にもわかるし、話題も広がりやすいと思う。それが「ズゴック」やら「ザク」やら敵方のキャラクターとなると、ガンダムを知っている人の中でも、半分以上は理解できないんじゃないでしょうか。

でも、そこが商品開発の面白いところ。もし「ガンダム豆腐」だったら、ガンダムのコアなファンたちがどうしても買いたい商品にはならなかったでしょうし、ここまでメディアで取り上げられることも、口コミが広がることもなかったでしょう。豆腐というコモディティ商品でありながらあまりにもマニアックなアイテムである、それを作った社長がまた、熱狂的なガンダムファンであるというところが、意外性の部分で突出しているわけです。

コアなガンダムファンはこれを買って帰り鍋に入れて、「出たなズゴック!」なんて子供と一緒に、あるいは一人で密かに楽しむんでしょう。

私はまだ買っていないけど食べてみたい。ところで、四国でも買えるのかな?
imagesズゴックとうふhttp://sagamiya-kk.co.jp/release/rel_2012_07.html

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11月 2nd, 2012 at 8:14 pm

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日本人は個人戦より団体戦

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ロンドンオリンピックが真夜中に放送されるものだから、毎日寝不足でしょうがない。

フェンシング団体、卓球女子団体、水泳メドレーリレー、体操男子団体。今回のオリンピックでは個人競技での団体戦が目覚しい活躍をしてくれてますね。

サッカーのなでしこや男子チームもそうですが、個人技では強豪に勝てなくても一人ひとりが個性を発揮しながら力を合わせて戦えば個の力の総和よりもさらに大きな力が発揮できる。「創発」効果のひとつだと思います。

日本人ってもともと、個人主義ではなくて地域や職場で助け合って協同して大きなことを成し遂げてきた国民ですから、団体戦のほうが得意なんでしょうね。

なんだか日本の活力を再生するカギがそこにあるような気がします。

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8月 6th, 2012 at 12:53 pm

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小さな縫製工場

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当社クライアント先のひとつである、香川県坂出市の小さな縫製会社「山本縫製工場」さんがDSC02346、JR東日本の雑誌WEDGE7月号に見開きで紹介されました。

WEDGEのウェブマガジン「WEDGE Infinity」でも公開されましたのでぜひご一読ください。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2029

山本縫製工場は従業員8人の、ほんとうに小さな縫製会社です。昭和27年の創業から、スポーツウエアや婦人服メーカーの下請けで事業を伸ばしていましたが、バブル崩壊後に急速に経営が悪化。山本さんが社長について2年後、「このままいくと倒産は避けられない」と考えて断腸の思いで事業を縮小。奥様と二人で再出発し、今では、婦人服メーカーの下請けのほか、縫製技術を生かしたオリジナル商品の企画・製造・販売を進めています。

昨年開発して今春販売を開始した「腹圧健康ベルト アセット」は、お医者さんの監修のもと、腹圧を高めて腰椎を支える機能を持たせた新しい健康ベルト。他社の腰痛ベルトとの決定的な違いは、使っている素材とその立体裁断・縫製。綿の7倍の吸水性を持つ繊維を速乾性の肌触りの良い素材ではさんだ3層構造で、長時間つけていても汗を吸収して蒸れずに快適に過ごせるのが特徴です。

いろんなコルセットや腰痛ベルトを試したけれどどれも不快でダメ、という方々が続々とユーザーになっていただいています。腰痛にお悩みの方はいちど試してみられs-DSC01741てはいかがですか?

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7月 20th, 2012 at 11:46 am

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金環日食の経済効果

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2012年5月21日、高松の天候は曇り。金環日食はほぼあきらめていたものの、
気になって午前7時前に窓を開けてみたら、なんだか雲のベールがかかったように
うっすらと太陽が見えています。

しばらく見ていると右上のほうから太陽の円が欠けてきました。ピントが合いにくい
スマホのカメラで苦労しながら何枚も撮ってみました。

完全な金環は見えなかったけれど、珍しい天体ショーを生で体験することができ、
それはそれでよかった。

今回の金環日食の経済効果について、ある大学教授が試算した記事が出ていました。

日食メガネの購入やプラネタリウムの入場者、日食観測ツアーや観光地の売上など
直接効果のほか、記念の指輪、こじつけ商品、あやかり商品の売上等も含めて、
その効果は全国で163億円にのぼるだろうとのことです。

関連ニュースの中で興味深かったのが、ドリカムの吉田美和が1990年に
「指輪をくれる?2012年の金環食まで待ってるから・・・」という歌詞の曲「時間旅行」を
発表していたということ。

ドリカムの歌は大嫌いなのですが、このような才能には唸らされてしまいます。この曲が
入ったアルバムがまた、ここにきてリバイバルヒットする。これも金環日食の経済効果の
ひとつでしょうね。

皆さんの会社は、この珍しい天体ショーを商売につなげられましたか?こじつけ商品や
あやかりニュースを発表できましたか?時の話題を自社の商品や取り組みにからめて
販促やPRに利用できる会社は「商魂たくましい」というより「PR感度が高い」あるいは
「広報の瞬発力が強い」会社だと言えます。次のPRチャンスはいつくるのか、1年後、
2年後、10年後のニュースを今から予想して、いつでも発表できるよう身構えておくのも、
広報の役割ではないでしょうか。

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5月 21st, 2012 at 4:21 pm

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広報担当者に必要な3つの視点

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先日、ある企業グループの広報担当者勉強会の講師をさせていただきました。
私はこの企業でほぼ年に1度、広報に関してお話しさせていただいています。

今回は、最近の広報PRの成功事例・失敗事例をご紹介した後、
「広報担当者に必要な3つの視点」ということについてお話ししました。

広報担当者は、企業の社員であることは当然ですが、そのほかに、お客様を含む
一般社会の視点、そして報道する側のメディアの視点の3つが必要です。

視点というのは、その人の立場に立った考え方ということ。

広報担当者は企業の社員として最終的に自社の利益を追求することは当然ですが
情報を伝えるメディアの利益、そして情報を受ける側の社会の利益も同時に考えて
いかなくてはなりません。企業・メディア・社会のトライアングルの真ん中に自分が
立っているという意識を持っておくことです。

企業の視点としては、発信しようとする情報が営業・販促に役立つか。伝えるべき
ターゲット(最も影響の大きいステークホルダー)は誰なのか。公表によって悪影響
やリスクはないのか。今、発表することがベストタイミングなのか・・・など。

メディアの視点としては、テレビと新聞ではその役割が少し異なるのでそれぞれの
特性に合わせて考えなくてはなりません。テレビはなんといっても「画(え)」が必要。
インパクトのある画を撮れることを示すこと。またテレビの視聴者の多くは女性、子供、
高齢者であることを踏まえて、誰にでもわかる単純明快な内容であること。泣き笑いや
感動のストーリーがあることなど。新聞記者はTVより少し固くなり、情報の信頼性が
優先されるので、事実や数字の裏づけが必要となります。また、商品やモノの紹介
よりも、それを考えたり作ったりした人を取材したいと考えます。

社会の視点としては、自分が消費者の立場として第三者的に見たときにその情報に
興味を持つと思うか。今の世の中の風潮に合っているか。社会的弱者に配慮されているか
簡単な言葉で人に伝えられるか。テレビや新聞で見たら「もっと知りたい」と思うか、など。

露出すればモノが売れて儲けにつながるだろうという、企業の利益だけを考えたPRは
必ず失敗します。企業の独りよがりの情報をテレビスタッフや新聞記者が受け入れるはず
ありません。広く社会の共感を得られないものが売れていくはずはありません。

広報担当者は常に冷静に、第三者の目をもって、企業の情報をチェックし、コントロール
していく役割があるのです。

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Written by COZYSENOO

5月 21st, 2012 at 2:56 pm

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震災から一年経った被災地で見てきたこと① 「マザーミサンガ」

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震災のあったその日、早春の名振の海は穏やかだった。
浜では最盛期を迎えた名産のわかめの水揚げが行なわれていた。
お昼過ぎ、水揚げ作業を終えて一息ついた頃に、その地震はやってきた。

いままで経験したことのない、とてつもなく強く長い揺れ。
やがて津波が襲ってきた。
一波、二波、三波・・・波は家を押し流し、船や漁具もみんな海に運んでいった。
津波の高さは15メートル。
浜に92戸あった住宅のうち8割を超える77戸が被害を受けた。
漁業に頼って暮らす名振の人たちは、途方に暮れた。

そして、石巻市中心部から遠く離れた名振は、復興支援の手が届かず、
瓦礫の撤去も後回しにされ、陸の孤島状態が長く続いていた。

しかしそんな中でも名振地区の住民は辛抱強かった。
男性たちは漁の再開に向けて瓦礫の処理や船の調達を進める一方で、
女性たちは仮設住宅で内職を始めた。

女性たちは、津波で被害を受けた魚網の糸を使ってミサンガを作っていた。
はじめは黒や白しかなかったが、やがて赤・青・ピンクなどカラフルな糸も用いて、
デザイン豊富なミサンガが編まれるようになった。誰かが名づけた。
「名振のお母さんたちが作るミサンガ」だから「マザーミサンガ」。

普通のミサンガは、長く身に着けていて切れると願いが叶うというおまじないがあるが、
マザーミサンガは「切れないこと」に価値がある。
魚網に使うナイロンの補修糸は強く、簡単に切れることはない。地域の絆、家族の絆、
そして支援者との絆をいつまでも大切にしたいという、名振の人たちの願いを込めた
ミサンガである。かけがえのない人との心の絆をかたちにしたい人に、使って欲しい。

2012年4月14日から15日、香川から宮城県石巻市の被災地を支援する
「美・パワープロジェクトin石巻」のメンバーとして参加してきました。

名振のお母さん方の願いを込めて作られたマザーミサンガ、1本1,000円。

売上金は100%、名振地区コミュニティーに送られ、復興に直接役立てられます。
興味のある方は「マザーミサンガ」で検索してみてください。

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Written by COZYSENOO

4月 16th, 2012 at 4:48 pm

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